播磨の守護・赤松氏滅ぶ ー嘉吉の乱ー
播磨学研究所所長 小栗栖健治氏
この日は赤穂義士の討ち入りの日。例年のごとく寒さの厳しい日だったのですが、それを吹き飛ばすぐらいの熱気に包まれた講座となりました。
播磨の守護・赤松氏と足利将軍家の系譜を比べながら、どのようにして将軍が暗殺され、赤松氏は滅んだのか、本家と分家の争いはいかに等、数々の資料、書物や絵地図や写真をもとに分かり易く読み解いていただきました。
いつの世も権力者はその力の維持、拡大のために策謀を巡らせるものだと感じました。今回の主人公である赤松満祐に感情移入してしまいました。
まるで上質の大河ドラマを聞いているようでした。
これからも赤松円心のこと、赤松氏の復興についてのこと等、お聞きしたいテーマが増えました。